しげとく和彦の主要政策3
「鉄壁の防災対策」
平成23年3月11日の東日本大震災。
突然の出来事に、私たちは多くを失いました。
私は、これまで岩手県大船渡市・陸前高田市へ7回現地入りし、
愛知県内から140人のボランティアとともに、被災地復興支援活動に取り組んできました。
被災地では、多くの方々が家族や友人を失い、家屋や財産を失い、
何より人生に大きな変更を余儀なくされました。
この苦しみから立ち上がろうと、東北の皆さんは必死に日々を生き抜いています。
しかしこの惨事は決して他人事ではありません。
いつ起きてもおかしくない東海・東南海地震への不安。
西尾市南部では、津波への不安。
岡崎市・幸田町では、ゲリラ豪雨や台風で冠水や河川決壊への不安もあります。
民主党政権の「コンクリートから人へ」が極端に過ぎると、
本来人命を守るための公共工事がおろそかとなり、人の命を守れません。
防潮堤や津波避難場所、河川周辺の整備、建物の耐震補強など、防災対策としてのハード整備は重要です。
また災害時に、ヘリコプターや難度の高いレスキューなど、
国を挙げての人命救助が必要な事態に備え、中央政府とのホットラインを構築します。
私が総務省消防庁に勤務していた平成16年、
新潟県中越地震の崖崩れ現場にて、東京消防庁ハイパーレスキュー隊を招集し、
4日ぶりに2歳の男の子の救助に成功しました。
こうした救助オペレーションを常に迅速に実行できる状態を整えておく必要があります。
とはいえ、災害時に最も大切なのは、地域の自助・共助であり、日常的な備えです。
自治体の日常的な地域防災の取り組みとしっかり連携しながら、西三河に「鉄壁の防災対策」を構築します。